ホワイトニングのメリットとデメリット
良いことずくめのクールブライトホワイトニングですが、お口の状態や健康状態によっては受けられない場合もあります。従来のホワイトニングと合わせてご説明します。
カウンセリング時にもお伝えしますが、注意事項なども記載したいと思います。
クールブライトホワイトニングのメリット
●沁みにくい
普段、知覚過敏がある方、歯根露出している方でも施術可能です。
●早い
強力なLEDの光の力で短時間で効果があります。光なので歯のエナメル質にもダメージがありません。
●短期間で複数回のホワイトニングが可能
従来のオフィスホワイトニング(※)では、お口へのダメージも考慮し、一定期間空けて再ホワイトニングをしていましたが、クールブライトでは必要ありません。
●食事制限がありません
再着色を防ぐための食事制限はありません。
●今まで不可能だった重症例もホワイトニング可能
ホワイトニング適応外とされてきた、テトラサイクリン変色歯などの重症例にも効果が期待できます。
●歯が白くなることで笑顔に自信が持てます
コンプレックスを気にせず、思い切り笑えます。自信を持って人と接することでより魅力ある笑顔になれます。
クールブライトホワイトニングのデメリット
●歯並びに凹凸があると、光が当たりにくい為、時間がかかったり効果が低下することがあります。
●装置が歯に接触しますので、重く感じる人もおられます。
●歯肉の状態によっては熱感を感じる人もおられます。
●口腔内の状態によっては、すぐにホワイトニングできないこともあります。
●20歳未満の方はできません。
●妊娠中、授乳中の方でも対応可能な場合がありますので歯科医師にご相談ください。
●変色の原因や程度によって、ホワイトニングでは対応困難なケースもあります。(差し歯・神経を抜いた歯・重度のテトラサイクリン変色歯の場合 等)その場合は、他の治療法を歯科医師とご相談下さい。
●個人差はありますが、ホワイトニング後の再着色は避けられません。
従来のホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニング。ホワイトニング薬剤を前歯に塗って、光を当てるのが一般的です。使用する薬剤や光の種類やパワーはざまざまなものがあります。
現在、世界では100種類以上のホワイトニングがあるとされているが、日本でよく見かけるのは10種類未満です。
●メリット
資格を持ったスタッフが施術するため、安全性が高い。即効性あり。奥歯が治療中でも、前歯のみホワイトニングする事も可能。
●デメリット
再着色が早いとされる。システムによっては高濃度薬剤による痛み、仕上がりの色むらが気になることも。また、エナメル質ダメージも。システムによっては、短期間に複数回のホワイトニングは避けた方が良い場合あり。施術時間が長い。システムによっては飲食制限あることも。
ホームホワイトニング
歯科医院で型を採って、専用のマウストレーを作り、自宅でホワイトニング薬剤をそのトレーに入れて、歯に装着することでホワイトニングします。各種メーカーで、薬剤濃度に数種類あり、高濃度の方が早く効果が出ますが、沁みることもあります。1日数時間を数週間。 海外ではオーバーナイトの製品もありますが、日本では2時間以内が推奨されている。
●メリット
歯科医院での施術ではないため、施術時間が短い。自分の都合の良い時にできる。薬剤の濃度がオフィスホワイトニングの10~30%と低いため、安全性が高い。即効性はないが、色持ちが良いとされる。色の変化がゆっくりなため、希望の色になった時点で終了する等、色のコントロールがある程度可能。
●デメリット
即効性なく、時間がかかる。通常、効果が期待できるのは開始して1週間後以降。マウストレーの作成が必要なため、ホワイトニングは、歯の治療が終了してから。システムによっては、ホワイトニング期間中、ずっと飲食制限が必要なことも。指定された薬剤量、時間を守れなかった場合、痛みやエナメル質のダメージなどトラブルの可能性あり。手間がかかる、時間が無い、面倒、など、続けられないケースが多くみられます。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを両方すること。
オフィスが終わってからホーム、もしくはオフィスとオフィスの間にホームを行います。
●メリット
即効性のあるオフィスホワイトニングに、ゆっくり確実に効果が望めるホームを組み合わせることで、時間短縮がはかれ、かつ、色のコントロールもある程度可能に。
●デメリット
片方だけする場合よりも費用がかかります。
ホワイトニングシステムによっては、歯へのダメージが大きくなり、沁みやすくなることもあります。
当医院でホワイトニングを行う際には、施術に関する注意事項など、ホワイトニング前のカウンセリングでしっかりとご説明します。
ご不明な点があれば遠慮なくご質問ください。